病院選びで後悔しないために、病院の種類や機能、選び方のポイントを知って自分にあった病院を選びましょう。
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病院のしくみと役割を知って賢い患者になりましょう
各医療施設について
病院といっても様々な種類の機能や役割をもっています。どのような病院があるか、各医療施設ごとに説明をしていきます。
その他の病院の種類について
◆大学病院
大学病院は、医学部のある大学や医科大学に併設されている病院で、大学付属病院と呼ばれているものが多くあります。特徴的なことは、一般の病院が「診療」を中心としているのに対し、大学病院では、「診療」以外に「臨床教育」や「臨床研究」という3つの役割を担っています。ただ、教育と研修の場であるため、研修医が治療を担当したり、診療が医学生の教育や研究に提供させれることもあります。
一般的に、大学病院では、最新の設備や機器を備えており、高度で専門的な医療を提供しているため、特定機能病院の承認を得ているところが多くあります。
◆総合病院
以前は医療法で定義されていた名称ですが、平成9年の医療法改正により廃止されています。改正前は病床数が100以上の一般病院で、内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科の5診療科を設置するなどの条件を元に都道府県知事から認可を受けると総合病院と名称をつけることができましたが、現在は、規定がないため、概念的な呼び方となっており、病院の任意で総合病院とつけることができます。
◆救命救急センター
救命救急センターは、一般の医療機関や、初期救急指定病院、二次救急医療機関で対応できない重症の救急患者を24時間態勢で受け入れ、高度な救急医療を提供することを目的とした施設。特に、交通事故などによる外傷、重度の火傷、心筋梗塞、脳卒中、重症中毒患者、重症感染症などの救急患者に対応することが可能です。現在、全国で200以上の医療機関が厚生労働省により認可を受けています。
◆がん拠点病院
地域の医療機関と緊密な連携を図り、継続的に質の高いがん医療を提供するために、診療体制、研修体制、情報提供体制など一定の体制を整えているとみられる病院を国が指定した医療機関。「地域がん診療連携拠点病院(がん拠点病院)」と「都道府県がん診療連携拠点病院(都道府県がん拠点病院)」があり、都道府県がん拠点病院には、その都道府県内のがん拠点病院に対して、研修や情報提供を実施する役割がある。2006年8月現在、がん拠点病院は163か所、都道府県がん拠点病院は16か所。
◆災害拠点病院
平成8年に当時の厚生省の発令によって定められた「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」で、次のような機能を備えた病院です。
① 24時間いつでも災害に対する緊急対応でき、被災地域内の傷病者の受け入れ・搬出が可能な体制を持つ。
② 実際に重症傷病者の受け入れ・搬送をヘリコプターなどを使用して行うことができる。
③ 消防機関(緊急消防援助隊)と連携した医療救護班の派遣体制がある。
④ ヘリコプターに同乗する医師を派遣できることに加え、これらをサポートする、十分な医療設備や医療体制、情報収集システムと、ヘリポート、緊急車両、自己完結型で医療チームを派遣できる資器材を備えている。
平成20年7月現在、全国各地で582の病院が指定されています。
◆エイズ診療拠点病院
エイズに関する総合的かつ高度な医療を提供する病院で、カウンセリング体制や院内感染防止体制など一定の診療体制が整えられているとみられる医療機関を国が指定。2006年4月現在、全国に369か所。



